そもそも湯治とは何か

湯治とは、読んで字の如く湯で治すという意味で、温泉を利用して様々な疾患に対抗していこうという狙いがあります。きちんとした薬が開発されていなかった江戸時代などは、湧き上がる温泉が薬の役割を果たしていました。しかし現代は有効な薬が次々と開発されており、次第に湯治文化は衰退したのです。 しかし、湯治が全く意味をなさないという訳ではなく体の調子を調える手段として有効なのは間違いありません。温泉地によって多少期間は異なりますが、基本的には1週間ほど温泉に入るという過ごし方になります。温泉に入り、健康的な食生活や適度な運動を組み合わせることで体のリズムが戻って自然治癒力が上がるという流れです。古くからの温泉地にある宿は、湯治プランを設けている場合があり、利用もしやすいです。

湯治をする際の注意点

湯治をする際はいくつか注意点があり、気を付けて過ごさないとせっかくの湯治も意味が薄れてしまいます。まずは一日の入浴数を守るという点で、大体三回くらいに止めておきたいです。入浴は、回数を増やせば良いという問題ではなく適度に無理せず入るのがベストです。入浴は発汗して体にも負担がかかるので、入浴し過ぎると脱水症状や急病の危険性が上がってしまいます。 そして、健康になる為の湯治なので毎日大量飲酒したり偏った食生活をしていると意味がありません。湯治の旅をする際は食事付ではなく自炊をする場面も増えるので、しっかりと栄養を考えて作らないといけません。基本的には和食で、カロリーを控えた食事をしないと健康体にはならないです。